鬱と依存症と私

うつ病とスマホゲーム依存症から脱却するまでの体験記

アサーション(うつ病心理教育4)

こんにちは、福原なめこです。

 今回は私がリワークプログラムで受講した心理教育について紹介します。心理教育とは「うつ病などを抱える人が、自分の病気について理解を深め、健康な生活を送る上での対処方法を学んでいく」ことだと私は理解しています。それぞれの内容は本が一冊書けるくらい深いものですので、ここでは簡単な例にとどめますが、参考になれば幸いです。

 アサーションとは行動療法に起源を持つ、より良い人間関係を構築するためのコミュニケーションスキルの一つです。自分が伝えたいことを率直に相手に伝えると同時に、相手の反応にも適切に対応し、相手の意見やその奥にある気持ちに耳を傾ける、「自他尊重」の表現方法と言われています。

 日常生活において、「提案」「依頼」「断る」といった自己表現が苦手な方もいると思います。しかし、ここで自己表現することをためらえば、誤解を招いたりストレスの原因になったりします。うつ病の状態にある人、健康な精神状態にある人、どちらにとっても、アサーションスキルを身につけることは大切です。

 アサーションを行う上で、過去の本カテゴリ「うつ病(心理教育)」で紹介した内容を活用することができます。すなわち、認知行動療法で自分の考え方の癖を知り、交流分析で自己表現の癖を知り、ソーシャルスキルトレーニング」で身につけた表現方法を行うことで、アサーションを実行することができます。

 アサーションに沿った伝え方をするためには、以下のポイントがあります。

■話を始める前にきちんと挨拶し、まず相手をねぎらう。

・・・例「○○さん、いつもお疲れ様です、少しお時間よろしいですか」

■相手へ共感しつつ自分の気持ちを伝える。

・・・例「来週の会議について今日事前打ち合わせを行うとご連絡を頂きましたが、本日別の案件が入っており、もし充分な事前打ち合わせができないと申し訳ないです。」

■自分だけの利益を追求するのではなく、相手の利益も考えて提案する。

・・・例「会議まで少し日の余裕がありますので、事前打ち合わせを明日にして頂ければ万全の状態で参加できますが、いかがでしょうか」

■相手の反応(YesまたはNo)の2種類を予測し代替案を考えておく。

・・・例「(Yes)ありがとうございます、それでは明日よろしくお願いします。(No)それでは、今かかっている案件を迅速に終わらせますので、どなたかサポートをつけていただけないでしょうか」

 アサーションを身につければ、特に会社などでの人間関係で、互いを犠牲にしない良い関係作りができるかも知れませんね。

 ・・・今回はここまでです。お読みいただきありがとうございました。