鬱と依存症と私

うつ病とスマホゲーム依存症から脱却するまでの体験記

交流分析(うつ病心理教育3)

こんにちは、福原なめこです。

 今回は私がリワークプログラムで受講した心理教育について紹介します。心理教育とは「うつ病などを抱える人が、自分の病気について理解を深め、健康な生活を送る上での対処方法を学んでいく」ことだと私は理解しています。それぞれの内容は本が一冊書けるくらい深いものですので、ここでは簡単な例にとどめますが、参考になれば幸いです。

 交流分析は英語でTransactional Analysis(略語:TA)と呼ばれています。体系的な心理療法の理論であり多岐に渡る内容がありますが、ここではその導入部分である「自我状態分析」について紹介します。自我状態分析とはエゴグラムという性格診断法を用いて人の心を5つの自我状態に分類します。その5つの自我状態のうち、どれが対人関係において強く出るかによって自分の性格の癖を知ることができます。

 5つの自我状態は以下の通りです。

■CP (Critical Parent)

・・・「批判的な親」責任感や良心、自律といった要素です。この自我が弱いと、決断力の無さなどの形で表われることがあります。逆に強すぎると独断的・威圧的であったりします。

■NP (Nurturing Parent)

・・・「保護的な親」寛容性や優しさ、共感性といった要素です。この自我が弱いと、思いやりの無さなどの形で表われることがあります。逆に強すぎると過保護・溺愛であったりします。

■A (Adult)

・・・「冷静な大人」合理性や論理性、現実性といった要素です。この自我が弱いと、場当たり的な判断などの形で表われることがあります。逆に強すぎると融通が利かない・打算的であったりします。

■FC (Free Child)

・・・「自由な子供」創造性や感性といった要素です。この自我が弱いと萎縮したりなどの形で表われることがあります。逆に強すぎると自己中心的・軽率であったりします。

■AC (Adapted Child)

・・・「従順な子供」協調性や協力性といった要素です。この自我が弱いと人の言うことを聞かないなどの形で表われることがあります。逆に強すぎると依存心が強かったりします。

↓これら5つの自我状態の関係はこのような図で表されます。

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5つの自我状態は、どれが良く、どれが悪いというものではありません。それぞれに長所もあれば短所もありますので、自分の性格傾向ではどの自我状態が強いのか知ることが大切です。また、うつ病の状態にあったりすると、2つの自我状態が混ざってしまったり、1つの自我状態から抜け出せなくなることもあります(これも交流分析の重要なテーマですが、ここでは割愛します)。

エゴグラムはインターネットでも簡単な診断ができますので、試してみると良いかも知れませんね。

 ・・・今回はここまでです。お読みいただきありがとうございました。